ブログ中毒

善良な中年男が、ふとしたことからブログにのめりこみ心ならずも
犯罪に手を染めていく・・・ブログに魅入られ壊れていく男の話

嘘と現実

 次の日、孝男はさらりと


( カミングアウトしたよ!
 夢ちゃんは恥ずかしいと言ってるけど
 凄く喜んでくれたよ。
 コメント全員載せられなくてごめんね。
 読者のみんなが喜んでくれて、
 僕も夢ちゃんもすごくうれしいんだ(^_-)-☆
 でも、まだ新婚だからさ、二人の時間も
 大切にしないとね! )
 
 と、けん制しながらその日のブログを書いた。
 これで、いったいいつまで、もつのだろう。
 崩壊を始めた土手に土嚢を積むような作業。
 読者も馬鹿じゃない。つじつまが合わないと
 突っ込んでくる奴もいるだろう。
 つじつまが合うように、ぼろが出ないように
 注意しながら書かなくては。


 だんだんと最初の頃のような楽しさは消え
 時折、びくびくしながら書いている自分に
 気が付きながらもブログを止めれずにいた
 孝男だった。